人間ドックでのバリウム対策

精密な検査をする人間ドックでは、胃の検査もしっかりと行います。胃の検査をする時には、バリウムを飲んで胃の中の様子を調べる方法があります。自分では変化にも気が付きにくいところですから、検査をして何か異常があれば、早期発見できるので良いことです。色々な検査項目のある人間ドックですが、なかにはバリウムが苦手なタイプもいます。

飲むこと自体が苦手な人もいますし、飲んだあとの排便が大変と感じることもあります。バリウムを飲んだら、下剤を受け取り、検査のあとにはたっぷりの水分と一緒に、下剤を飲むことになります。バリウムが体内に長時間残らないように、なるべく早く外に出す必要があります。人間ドックを受けるのに、こういったバリウムの悩みをもたないためにも、効果的な対策を取ることも大事です。

検査の時にもらう下剤は、検査後にはキチンと服用しましょう。自然の流れに任せるというのは、こういった検査の時には、あまり建設的なことではありません。検査後には、すぐに薬を多めの水と飲むことです。牛乳を飲むのも良いでしょう。

刺激の強い、辛いカレーなども、排泄を促進させてくれます。できるだけ便を緩くして、スムーズに排泄できるような状態にします。薬を飲んだあとも、水分はとるようにしましょう。普段からお通じの良い人でしたら、ここまでする必要はないかもしれません。

できるだけ早く、体外へバリウムを出すためには、こういった豆知識を持っておくのも良いでしょう。