人間ドックの検査内容

人間ドックは、特に健康に問題がなくても、定期的に体全体の検査を受けるものです。例えば体のどこかの具合が悪いと医療機関に行く、という方は多いです。ただ、これでは自覚症状がない、あるいは気づきにくい病気の場合、医療機関に行くタイミングが遅すぎることが多いです。例えばガンの初期では自覚症状はあまりないですし、肝臓の病気は自覚症状がないことが多いです。

そこで、特に問題がなくても定期的に人間ドックを受けることで、病気の早期発見と早期治療を行う、というのがその目的となります。人間ドックにはいろいろなコースがありますが、血液検査や胸部のX線検査、胃のバリウム検査といった基本的なものから、ガンや胃腸などに特化したものまで幅広く用意されています。例えば尿検査では糖が出ていないか、潜血がないかといったことを調べます。血液検査では肝臓の異常の有無などを調べることができます。

さらに、例えば脳ドックでは、MRAやMRIという、磁気を使って頭のなかを画像化する検査などを行います。これにより隠れ脳梗塞がないか、くも膜下出血になりやすくないか、腫瘍がないかなどの点をチェックできます。胃腸の健康が気になる方のためのコースもあります。内視鏡を口から入れるのはつらいものですが、その負担の少ない経鼻内視鏡を使って胃をチェックしたり、大腸の内視鏡検査などを行います。

人間ドックは検査終了後に、医師から詳しく健康状態について説明してもらえますので、健康づくりに役立てることができます。みなとみらいの内科のことならこちら